スイスANYbotics、点検運用基盤「Shift」を投入 四足ロボの価値を保全作業指示で問う
スイスの四足歩行ロボットメーカーANYboticsは、ロボットの点検巡回を計画し、計測値を解析してSAPやIBM Maximoなど工場の保全システムに結果を送る4モジュール構成の基盤「Shift」を公開した。同社によると、Shiftはすでに1,000基超の産業設備で月12万件以上の点検を解析している。
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スイスの四足歩行ロボットメーカーANYboticsは、ロボットの点検巡回を計画し、計測値を解析してSAPやIBM Maximoなど工場の保全システムに結果を送る4モジュール構成の基盤「Shift」を公開した。同社によると、Shiftはすでに1,000基超の産業設備で月12万件以上の点検を解析している。
生成動画の米Runwayは2026年9月30日、大規模な動画事前学習を実機ロボットの制御に生かすオープンウェイトの世界行動モデルPraxis-1を発表した。Noble Machines、Standard Bots、Ultraが双腕、6軸アーム、移動台車で初期試験を進めており、重みは今後数カ月で公開する予定だ。
シンガポールに本社を置くSharpaは米ピッツバーグで開かれたIROS 2026で、全身を電子皮膚で覆ったD01ロボット、能動自由度21で重さ750グラム未満のW02ハンド、遠隔操作とデータ収集用のAE01力覚グローブの3製品を発表した。触覚を含む操作データを集め、再現し、学習する一連のハードウエアがそろった。
エプソンのロボット事業(Epson Robots)は、可搬質量6キログラム、リーチ900ミリメートルの協働ロボット「AX6」を発売した。炭素繊維で軽量化した本体をコントローラー「RC-A1010」で動かし、100~240ボルトの交流と48ボルトの直流のどちらでも使えるほか、ISO 14644-1のクラス5クリーンルーム基準を満たす。同社はライフサイエンス用途や自律走行搬送ロボット(AMR)への搭載に向くとしている。プログラミングはブラウザーで使う「AX Portal」で行い、ノーコード画面とPython環境、事前検証用の3Dシミュレーターをそろえた。販売代理店経由ですでに購入でき、価格は公表していない。
デンマークのユニバーサルロボット(UR)は2026年9月14日、gシリーズの新型アーム3機種、演算性能を40%高め設置面積を30%縮めたCB7コントローラー、ROS 2通信対応を柱とする第7世代プラットフォームを発表した。その2週間前、親会社テラダイン ロボティクスは中国JAKAのドイツ法人を欧州統一特許裁判所(UPC)に提訴した。中国の協働ロボット企業を相手取った欧州での知的財産訴訟は今年2件目となる。
ファナックは9月11日、図面からアーク溶接の条件とロボット動作を自動生成する「AI溶接エージェント」を2026年12月末に出荷すると発表した。協働ロボットCRXのタブレット教示操作盤のカメラで図面を撮影すると、Google CloudのGemini Enterpriseを使って教示なしでプログラムを作る。価格は公表していない。
Google DeepMindは7月30日、全身制御の動作モデル、上位の推論モデル、ロボット本体で動く軽量モデルの3種からなる「Gemini Robotics 2」を発表した。推論モデルER 2はGemini APIとGoogle AI Studioで開発者に開放したが、動作モデルは一部の提携企業とテスターに限っている。
エヌビディアは7月20日、フィジカルAI向けモデル群Cosmos 3で最小の「Cosmos 3 Edge」をHugging Faceでオープンウエートとして公開した。40億パラメーターでJetson Thor上で動き、1回の推論でロボットの動作を32個生成する。斗山ロボティクス、シーメンス、アジャイルロボッツ、スキルドAIが評価している。
Hugging Faceは7月7日、オープンソースのロボット学習ライブラリ「LeRobot」の0.6.0版を公開した。世界モデル型の方策3種、エヌビディアのGR00T N1.7を含む視覚言語行動モデル5種、報酬モデル2種、シミュレーションのベンチマーク6種を加えた。エヌビディアは前日、GR00T、Isaac Teleop、Isaac Lab-Arena、Jetson Thor対応をLeRobotに組み込み、Cosmos 3も近く統合すると発表した。
エヌビディアは2026年6月1日、GTC台北で学術研究向けの「Isaac GR00T リファレンス人型ロボット」を発表した。ユニツリーのH2プラスを機体に、自由度22のシャーパ製触覚ハンド2基とジェットソンAGXトールT5000を組み合わせる。2026年後半にユニツリーが販売を始める予定で、価格は公表していない。
上海の人型ロボット企業、智元機器人(AgiBot)は4月17日のパートナー大会APC 2026で、売上高が2023年の30万元から2025年に10億元超へ伸び、今年1万台目がラインオフしたと明らかにした。フルサイズ人型「遠征A3」を含むハード4系統、モデル6種、5年で20億元超を投じる生態系計画も打ち出した。
グーグル傘下のディープマインドは2026年4月14日、ジェミニ3.0フラッシュを基にした身体性推論モデル「ジェミニロボティクスER 1.6」を、ジェミニAPIとグーグルAIスタジオでプレビュー公開した。同社によると計器の読み取り成功率は86%で、拡大とコード実行を組み合わせる「エージェント型視覚」を使うと93%に達し、前世代ER 1.5の23%を大きく上回る。ボストンダイナミクスが四足ロボット「スポット」の設備点検に活用する。
エヌビディアは2026年3月16日のGTC基調講演で、DreamZero研究を基にした次世代ロボット基盤モデルGR00T N2を披露し、新環境の新作業で主要VLAの2倍超の成功率を示すと説明した。30億パラメータのGR00T N1.7は商用ライセンス付きで先行提供を始め、ファナックや安川電機はシミュレーション基盤の統合を進める。N2は2026年末までに提供する。
米Boston Dynamicsは1月5日、CES 2026で電動ヒューマノイド「Atlas」の製品版を発表し、ボストン本社で直ちに生産を始めると明らかにした。2026年の生産分は現代自動車グループと米Google DeepMindに全量割り当て済みだ。現代自グループは2028年までに年3万台のロボット生産体制を整え、同年に米ジョージア州工場で部品のシーケンス作業に投入し、2030年には組立工程へ広げる。